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お花見&女子会で大活躍!ロゼワインの基本と「フランス3大ロゼワイン」

春といえばお花見の季節です。家族や恋人、仲間たちと一緒に、桜の下でいただく食事やお酒は格別ですよね。そんなお花見にぴったりなワインといえば、やはり桜と同じ色合いのロゼワインでしょう。 見た目が華やかなロゼワインはSNS映えも抜群!女子会にもピッタリです。今回はそんなロゼワインの製法や、フランスの3大ロゼワインを紹介していきましょう。   ■ロゼワインの製法 まずは、ロゼワインの製法から見ていきましょう。ロゼワインの製法は大きく3つに分けられます。 1つ目の製法は「セニエ法」です。この製法では、赤ワインの原料となる果皮が紫色をした黒ブドウを原料とし、果汁を果皮や種とともに醸します。そして、果汁に適度に色がついた時点で果汁のみを別のタンクに移して発酵させていくという、赤ワインと同様の醸造法です。  2つ目の製法は「直接圧搾法」です。この製法では「セニエ法」と同様に黒ブドウを原料としますが、黒ブドウを破砕、圧搾する段階で抽出された果皮の色がついた果汁を発酵させていきます。これは白ワインと同様の醸造法です。 3つ目の製法「混醸法」は、黒ブドウと白ワインの原料となる白ブドウを原料とし、両者が混ざった状態で発酵させていく製法で、主にドイツで見られます。 なお、赤ワインと白ワインを混ぜることでロゼワインのような色や風味を再現することができますが、そのようにロゼワインをつくることは、フランスのシャンパーニュ地方を除き、EUでは禁止されています。   ■アムールの国、フランスはロゼワイン大国でもあった! そもそも「ロゼ」という言葉はフランス語で「バラ色」を意味する言葉です。そして、バラ色から連想するのが「恋愛」ではないでしょうか。 恋愛大国であるフランスでは、ロゼワインには「恋人たちのワイン」というイメージがあり、バレンタインデーに消費のピークをむかえますし、ヴァカンスの間に南仏のリゾート地のビーチでロゼワインを飲むことは「フランス流」などといわれます。そのため、寒い時期より暖かい時期に消費が増える傾向にあるようです。  フランスは世界最大のロゼワインの消費地であると同時に、世界最大のロゼワインの産地でもあります。現に、世界で生産されるロゼワインの3分の1はフランス産のものです。それではいよいよ、ロゼワイン大国・フランスの「3大ロゼワイン」をひとつひとつ見ていきましょう。   ■フランス3大ロゼワイン①:ロゼ・ダンジュー ロゼ・ダンジューはフランス北西部、広大なロワール川によって形成された渓谷沿いの、ワイン産地が広がるロワール地方・アンジュー地区でつくられるロゼワインです。 主にグロローなどのブドウ品種から「セニエ法」でつくられており、美しいサーモンピンクの色合いと、ベリー系の果実やサクラのようなアロマ、ほのかに甘さを感じる味わいが特徴的です。 フルーティーさと華やかさを兼ね備えているため、女性にも人気が高く、ワインを飲み慣れない人にも飲みやすい味わいです。 ロゼ・ダンジューはあらゆる料理とよく合いますが、特に相性が良いのは中華料理やエスニック料理など、ピリッと辛味が効いた料理やスパイスを感じる料理です。ロゼ・ダンジューの上品な甘さが料理のスパイシーさを中和し、互いの味わいを一層引き立てます。   ■フランス3大ロゼワイン②:プロヴァンス・ロゼ プロヴァンス・ロゼはフランス南東部、地中海沿いに広がるプロヴァンス地方でつくられるロゼワインです。 プロヴァンス地方といえば、ピカソやゴッホなど名だたる芸術家を虜にしていたことでも知られ、現在でもフランスの一大リゾート地として名をはせています。 そんなプロヴァンス地方はフランスで最もロゼワインの生産量が多く、現にフランスで生産されるロゼワインの約4割を生産する、一大ロゼワインの産地でもあります。 プロヴァンス・ロゼは主にカリニャン、ムールヴェードル、グルナッシュなどのブドウ品種から「直接圧搾法」でつくられます。その特徴は淡いピンク色の色調と、ミネラルやほどよい酸味を感じる、爽やかで洗練された辛口の味わいです。 様々な料理と合わせやすく、なかでもシーフードやトマトなどを使った地中海料理とは抜群の相性となっています。   ■フランス3大ロゼワイン③:タヴェル・ロゼ タヴェル・ロゼはフランスの南東部、ローヌ川沿いに広がるローヌ地方のタヴェルでつくられるロゼワインです。 ブドウ品種は一般的にグルナッシュを主体とし、シラーやムールヴェードルなどの品種がブレンドされています。 オレンジがかったサーモンピンクの色合いと芳醇な香り、辛口で力強い味わいが特徴で、3大ロゼワインの中では最も赤ワインに近い風味を持っています。 また、ほとんどのロゼワインは長期熟成には向かず、早く飲んでしまうに越したことはありませんが、タヴェル・ロゼには5~10年熟成できるものがあることも大きな特徴のひとつになっています。 果実味と酸味も豊かで、独特のゴージャス感のあるタヴェル・ロゼは「ロゼの女王」とも呼ばれており、特に生ハムやローストビーフなどの軽めの肉料理とよく合います。   ■まとめ ロゼワインやフランスの3大ロゼワインについて紹介しましたが、試してみたいロゼワインはありましたか?SNS映えはもちろん、お花見などのイベントや女子会などで大活躍するロゼワイン。その知識を蓄えておけば、飲むシーンや集まるメンバーにピッタリの1本を選ぶことができるようになり、ロゼワインとともに一層楽しいひとときが過ごせるようになるでしょう。      

今話題の「オレンジワイン」。その歴史と魅力に迫る!

「オレンジワイン」というワインをご存知でしょうか? 実は今、世界のワイン愛好家たちの中でおおいに注目されているワインです。 今回は「オレンジワインが好き!」という方はもちろん「これからオレンジワインに挑戦してみたい」「そもそもオレンジワインって何?」という方に向け、オレンジワインの楽しみ方について紹介していきましょう。   ■オレンジワインとは? まず「オレンジワインとは何か?」という基本的な知識をおさえておきましょう。 オレンジワインとは「スキンコンタクト」という特殊な製法でつくられたオレンジ色のような色味を帯びた白ワインのことです。 通常、白ワインをつくるときは白ブドウと呼ばれる果皮が黄緑色のようなブドウの果汁を絞り、果皮や種を取り除き、果汁のみを発酵させてつくります。 一方、オレンジワインは白ワインと同じく白ブドウを原料にしながら製法が少し異なります。それが「スキンコンタクト」と呼ばれる、一定の期間、果皮や種を果汁に漬け込ませるという製法です。 赤ワインは果汁に果皮を漬け込んでつくるため、オレンジワインは赤ワインの製法に近い白ワイン、ともいえるでしょう。 この「スキンコンタクト」によって、白ブドウの果皮に含まれる黄色系の色素が果汁に移り、ワインの色がオレンジ色になるのです。また果皮に含まれる香りや種に含まれるタンニン(渋み)もワインに移行するため、より香り高い複雑な味わいのワインに仕上がります。   ■オレンジワインの歴史 オレンジワインは今からおよそ8000年前、現在のジョージアあたりで製造が始まった歴史の長いワインです。 実際、ジョージアはワインづくりの発祥の地として知られており、当時のワインづくりに関する遺跡なども出土しています。 ワインといえばフランスやイタリアというイメージがあるので、ジョージアがワインの発祥の地であることを意外に思う方も多いのではないでしょうか。 ジョージアでは古来より「クヴェヴリ」といわれる土の中に埋めた陶器の中でオレンジワインを製造してきました。 空調などが存在しなかった時代でも、土の中に埋めることで安定した温度のもとでワインを発酵させたり、熟成させることができたのです。ジョージアにおける「クヴェヴリ」による伝統的な醸造方法は、2013年には世界無形文化遺産に登録されています。 オレンジワインは最先端のワインというわけではなく、ワインの中では最も古い部類に属するワインということができるでしょう。 ただジョージアは長い間、旧ソ連の支配下にあったためオレンジワインが国際市場には出まわることは、ほとんどありませんでした。 そんなオレンジワインを世に広めたいという各国の生産者たちの努力により、現在では日本を含むさまざまな国でオレンジワインが生産されています。   ■オレンジワインに使われるブドウ品種 オレンジワインはどのようなブドウ品種からつくられているのでしょう? オレンジワインの本家ともいえるジョージアでは、主に「ルカツィテリ」や「ムツヴァネ」といった品種からつくられています。 「ルカツィテリ」は「赤い茎」という意味で果皮が厚く、アプリコットや黄桃の風味が特徴の品種です。一方、「ムツヴァネ」はピーチ系の風味や華やかなアロマを持ち、ミネラル感にも優れています。 ジョージア以外の国では、ゲヴェルツトラミネールやヴィオニエなどの品種からつくられるのが一般的で、これらの品種は「アロマティック品種」と呼ばれ、ブドウ本来の香りがはっきりと表れる品種に分類されます。 「アロマティック品種」のほうが「スキンコンタクト」により、香り高いワインになりやすいといわれています。 またイタリアではピノ・グリージョ、日本では甲州のように、その土地で生産が盛んなブドウ品種からオレンジワインがつくられることもあります。   ■オレンジワインの魅力 最後にオレンジワインの魅力をお伝えしましょう。 ひとくちにオレンジワインといっても、中にはスパークリングのオレンジワインもあり、味わいやスタイルはさまざまです。少し甘みがあってマイルドな飲み口なものもあれば、香りや味わいに独特のクセがあるものまで、さまざまな個性を持つものが存在します。 クセが強いものは好みがわかれるところですが、どんなオレンジワインにも共通していえることは、通常の白ワインに比べてタンニン(渋み)が豊富、ということです。 渋みは本来、赤ワインに顕著なものではありますが、オレンジワインには赤ワインほどではないものの、渋みを感じます。つまり、オレンジワインは白ワインと赤ワインの中間的な味わいで、白ワインと赤ワインの両方の良さを持っているワイン、といえるのです。 そのため、オレンジワインは魚料理でも肉料理でもオールマイティーに合わせやすく、ワインと相性が良くないとされる中華料理にもよく合います。このように幅広い料理と合わせやすいフードフレンドリーなところが、オレンジワインの最大の魅力なのではないでしょうか。   新しいようで、実はとても古かったオレンジワイン。 現在ではさまざまな国でつくられ、多種多様なオレンジワインが存在します。赤ワインと白ワインの両者の良さを併せ持つオレンジワインは、さまざまな食事と相性の良い万能選手!皆さんもぜひオレンジワインを試して、その魅力に触れてみてくださいね。      

フランスの一大銘醸地「ブルゴーニュ地方のワイン」とは?

ワイン王国・フランスの中でも、特に銘醸地として名高いブルゴーニュ地方。 今回はそんなブルゴーニュ地方の気候・風土から、ブドウ品種やワインの特徴、郷土料理にいたるまで詳しく解説しています。 ブルゴーニュ地方のワインをもっと楽しみたい、もっと美味しく味わいたいという方はぜひ参考にしてください。   ■ブルゴーニュ地方とは   ブルゴーニュ地方はフランスの東部に位置し、南北300㎞にわたってワインの産地が広がっています。気候は比較的冷涼な半大陸性気候で夏は暑く、冬は寒いのが特徴です。また、一日の中で昼夜の寒暖差が大きく、この寒暖差がブドウの栽培に良い影響をもたらしています。 ブルゴーニュ一帯は、ジュラ紀(約2億年~1億5千万年前)の時代には浅い海に覆われていました。牡蠣などの貝類の化石から成る石灰質や粘土石灰質の土壌はピノ・ノワールやシャルドネといったブドウ品種の栽培に適しています。なお、ブルゴーニュ地方の最も南に位置するボジョレー地区は花崗岩質土壌です。 今でこそ銘醸地として名高いブルゴーニュ地方ですが、この地のワインづくり発展の歴史はカトリック修道会の貢献なしには語れません。カトリックの修道士たちは、わずかな畑の場所の差がワインの個性に違いをもたらすことを見抜きました。 そして、そこから「特級畑(グラン・クリュ)」や「一級畑(プルミエ・クリュ)」といった畑ごとの格付けが制定され、今日の銘醸畑の基礎を築いたのです。   ■ブドウ品種   ブルゴーニュ地方のワインは一般的に、複数の品種のブドウをブレンドするのではなく単一のブドウ品種からつくられます。ここからはブドウの品種別に紹介していきましょう。 まず、赤ワイン用のブドウ品種で主要な品種がピノ・ノワールという品種です。ピノ・ノワールはブルゴーニュ地方の日当たりの良い粘土石灰質の土壌でよく育ちます。 ピノ・ノワールのワインは赤いベリー系の果実やバラの香りが顕著で、熟成するとトリュフや紅茶などの香りがあらわれる特徴があります。赤ワイン用の品種には、ほかにもガメイという品種があります。ボジョレーのような花崗岩質を好む品種で、フレッシュな果実味と軽やかな味わいが特徴です。秋の風物詩としておなじみの「ボジョレー・ヌーヴォー」も、実はガメイからつくられています。 次に、白ワイン用の品種を見ていきましょう。白ワイン用の品種で主要な品種はシャルドネという品種です。ミネラル分の多い土壌を好み、ブルゴーニュ地方のような石灰質の土壌では特に高品質なワインを生み出します。 特にブルゴーニュ地方のシャブリ地区でつくられるシャルドネのワインが高名です。ほかにもアリゴテという品種が栽培されており、クレマン・ド・ブルゴーニュ(スパークリングワイン)などに使用されています。   ■ブルゴーニュのワインの香りや味わいの特徴 「ワインの王」とも呼ばれるブルゴーニュ地方のワイン。しかし同じブルゴーニュ地方のワインであっても、地区ごとに生産されるワインの個性はさまざまです。 ブルゴーニュ地方のワインの産地で最北に位置するシャブリ地区では冷涼な気候と牡蠣の化石を含む石灰質土壌から、爽やかでミネラル豊かなシャルドネの白ワインが生産されています。  高級ワインとして知られるロマネ・コンティの畑を有するコート・ド・ニュイ地区では、生産されるワインの9割近くがピノ・ノワールからつくられる赤ワインです。この地区の赤ワインは特に優れた芳香をもち、長期熟成に耐えることができます。  コート・ド・ニュイ地区の南に位置するコート・ド・ボーヌ地区では赤ワインだけでなく、白ワインの生産も盛んです。白ワインの特級畑(グラン・クリュ)が集中しており、エレガントで力強い白ワインが多く生産されています。 ブルゴーニュ地方のワインの産地で最も南に位置するボジョレー地区は、ガメイからつくられるボジョレー・ヌーヴォーで有名な産地です。その一方で、長期熟成に耐えうるポテンシャルのあるガメイの赤ワインもつくられています。   ■ブルゴーニュのワインと相性抜群のブルゴーニュ郷土料理   最後にブルゴーニュ地方の郷土料理を紹介しましょう。ワインの産地として名高いブルゴーニュ地方にはワインに合う郷土料理がたくさんあります。 まずビストロの定番メニューでもある「ブッフ・ブルギニョン(牛肉の赤ワイン煮)」。  ブルゴーニュのワインで牛肉をじっくり煮込んだ料理でブルゴーニュの赤ワインと相性抜群です。 次にフランス人が大好きな「エスカルゴ・ア・ラ・ブルギニョンヌ(ブルゴーニュ風エスカルゴの殻焼き)」。ニンニクバターの風味が特徴的で、ブルゴーニュの白ワインと好相性です。 ほかにも定番の前菜に「ジャンボン・ペルシェ(ハムとパセリのゼリー寄せ)」があります。 ハムとパセリをコンソメ風味のゼリー寄せにしたもので、ブルゴーニュの白ワインやボジョレー地区の赤ワインなどと抜群の相性です。フランス料理店やビストロなどでこれらの料理を召し上がる機会があれば、ぜひブルゴーニュのワインを合わせて楽しんでください。   ブルゴーニュのワインについて詳しく解説しましたが、いかがでしたか?  知識はつけばつくほどワインが美味しく、楽しく感じられるようになります。ぜひ今以上にブルゴーニュのワインを楽しんでみてくださいね。      

ワインを愛した5人の有名人。彼らが残した「ワインにまつわる格言」

古今東西、多くの人々に愛され続けてきたワイン。そんなワインについて、多くの有名人が「格言」を残してきました。 そこで今回はおおいにワインを愛した有名人5人が残した、ワインにまつわる「格言」を紹介していきましょう。ワインを味わいながら、彼らが残した「格言」も味わってみてくださいね。   ■フランス皇帝 ナポレオン・ボナパルト 『シャンパンは勝利の時に飲む価値があり、敗北の時には飲む必要がある。』 『ワインなくば兵士なし』 ナポレオンの格言といえば『余の辞書に不可能の文字はない』が有名ですが、ワインをこよなく愛した彼は、上のような格言も残しています。 ロシア遠征で失脚するまでは、各地で連戦連勝を遂げてきたナポレオン。その勝利の裏ではもしかしたら、シャンパーニュを飲んで自らを奮い立たせ、兵士にシャンパーニュを振舞うことで士気を高めてたのかもしれません。 また、ナポレオンはシャンパーニュ以外のワインではブルゴーニュ地方の赤ワインのひとつである「シャンベルタン」を愛飲していたといわれています。 そのような背景から「シャンベルタン」の畑があるジュヴレ・シャンベルタンの村のワインは「ブルゴーニュの王」や「王のワイン」と呼ばれるようになりました。   ■ドイツの文豪 ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ   『ワインのない食事は太陽の出ない一日。』 『つまらないワインを飲むには、 人生はあまりにも短すぎる。』 小説『若きウェルテルの悩み』や詩劇『ファウスト』など、著名な作品を数多く残したゲーテ。ドイツを代表する文豪のひとりとして広く知られていますが、実は大のワイン好きでもありました。その証拠が、上のような格言です。 またゲーテはワインの解説書に寄稿するなどして、ワインの普及活動にも熱を入れていたといわれています。さらに地元の造り手と一緒に『ゲーテ・ワイン』という自身の銘柄のワインまでつくったことがあるそうです。 実際に今でも各界の著名人が自身の銘柄のワインをつくることがありますが、ゲーテはいち早くそのようなことをはじめた人物だといえるでしょう。   ■フランスの生化学者・細菌学者 ルイ・パスツール   『一本のワインのボトルの中には、すべての書物にある以上の哲学が存在する。』 ナポレオンやゲーテほど馴染み深くはないかもしれませんが、ワインを語るうえでは知っておきたい人物が、この格言を残したルイ・パスツールです。 ルイ・パスツールはフランス生まれの生化学者・細菌学者で、ワインのアルコール発酵が酵母の働きによるものであることを発見しました。 また、ワインの変質を防ぐ「低温殺菌法」を開発し、今日では牛乳やチーズ、ビールなどさまざまな食品・飲料を生産する際に「低温殺菌法」が採用されています。パスツールは実は私たちの日々の食卓にも深く関わっているといえるでしょう。 偉大な研究者は、どんな哲学を見出しながらワインを飲んでいたのでしょうか。   ■アメリカの小説家 アーネスト・ヘミングウェイ   『ワインは私たちが手に入れることのできる限りのものの中で、もっとも感覚的な喜びを与えてくれるものである。』 『ワインは世界で最も文明的なものの一つだ』 『老人と海』『武器よさらば』など、数々の名作を残したアメリカの小説家、アーネスト・ヘミングウェイ。 やはり大のワイン愛好家であったそうです。特にフランス、ボルドーの5大シャトーのひとつ「シャトー・マルゴー」に傾倒していたといわれており、孫の名前に「マルゴー」の英語読みである「マーゴ―」という名前を付けてしまったほど。 彼の作品には「シャトー・マルゴー」をはじめとするワインから受けた『感覚的な喜び』が反映されているのではないのでしょうか。   ■シャネル創業者 ココ・シャネル 『私は二つの時にしかシャンパンを飲まない。恋をしている時と、していない時。』 多くの女性を魅了するブランド、シャネルを創業したココ・シャネル。シャンパーニュを自分の価値を高め、ステータスを保持するものととらえると同時に、こよなく愛していたといわれています。 実業家として大成功を収めたものの、恋愛に関してはやや波乱に富んでいたココ・シャネル。 上記の名言は、そんな彼女らしい名言といえるではないでしょうか。 蛇足ですが、特に「クリュッグ」という銘柄のシャンパーニュがお気に入りだったようでシャネルの香水『No.5』には「クリュッグ」の特徴的な香りが感じられる、ともいわれています。真偽のほどは分かりませんが、機会があればぜひ確かめてみてはいかがでしょうか?   ワインを愛した5人の有名人。格言を知ると、彼らにとっていかにワインが大事なものだったのかが伝わってくるようです。もしワインがなかったとしたら、果たして彼らの輝かしい成功は存在したでしょうか。ワインが人生に与える影響力の大きさを感じずにはいられません。      

基本品種を知ればワインがますますおいしく楽しめる!【赤ワイン編】

寒くなると、赤ワインがますますおいしくなりますね。赤ワインに合う、こってりとしたお料理が恋しくなる季節だからでしょうか。 赤ワインの品種に関して、基本的なことはご存じですか?基本を把握すると好みはもちろん、そのときの気分や合わせるお料理やシチュエーションに合わせたワインが選べるようになり、ワイン選びがとっても楽しくなります。ぜひ年末年始のワイン選びに役立ててみてくださいね。   ■品種の特徴を知れば味わいが深くなり、もっとワインが知りたくなる ワインの原料であるブドウ品種には、各々個性あふれる特徴があります。 この特徴を理解しておくと「自分の好みのワインはこんなタイプ」という嗜好が明らかになり、ワイン選びがスムーズにできるようになります。 好みの品種が決まると「どの生産地にするか」「セパージュ(ブドウ品種のブレンド比率を指します。覚えておくと便利ですよ)はどれにしようか」など選び方に奥行きがでます。 また同時にシーンに合わせたワインを選べるようにもなります。「今日は豚の肩ロースのブロックを煮込むからこのワイン」「やさしい味わいのワインが好きなあの人が来るから、このワイン」という感じです。シーンに合わせて自分でワインが選べるようになると、さらにワイン選びが楽しくなります。 次から各品種にまつわるエピソードを紹介していきます。ぜひワイン談義にお役立てくださいね。   ■フルボディの代表格カベルネ・ソーヴィニヨン 最初にご紹介するのは「カベルネ・ソーヴィニヨン」です。 色が濃く、カシスや針葉樹の香りを持ち、渋みをしっかりと感じる重めのフルボディワイン品種です。適応力が高く世界中のワイン生産地で栽培されており、もっともメジャーな赤ワイン品種といっていいでしょう。がっちり系の赤ワインを飲みたいときの、最有力候補です。 フランスならボルドーが代表的な生産地ですが、ボルドーは基本的に品種をブレンドしてワインをつくるのでセパージュ(↑で説明したブレンド比率)のチェックを忘れないようにしましょう。がっちり重めがいい人はカベルネ・ソーヴィニヨン比率の高いものを選んでみてくださいね。カベルネ・ソーヴィニヨン単品でつくられるワインならチリ産が有名です。手頃な価格と安定した品質は日常使いにおすすめです。 合わせるお料理は、赤身の肉や魚を使ったもの全般。ラムや牛や豚に、マグロなどです。濃厚なチョコレートとも相性が良く、食後に楽しむのもいいですね。   ■オールマイティで頼りになるメルロー 「メルロー」は、ベリー系の香りで、まろやかなタンニン、果実味豊かな丸みのある味わいのワインをつくり出す品種です。カベルネ・ソーヴィニヨン同様、世界中で栽培されており、日本では長野県産が高い評価を獲得しています。 カベルネ・ソーヴィニヨンだと渋みがきついと感じる方におすすめです。 全体的にマイルドな仕上がりのワインになりますが、骨格がしっかりして奥行きのある味わいが特徴です。 ブレンドでワインをつくるボルドーでも例外的にメルローだけを使った「シャトー ル・パン」「シャトー ペトリュス」などのワインがあります。ボルドーの高額ワイン(30万円程度)としても有名ですね。 メルローはニュートラルさが魅力です。パーティー参加者のワインの好みがわからないとき、ワインが1本しか用意できないときなどはメルローなら間違いないでしょう。牛肉・豚肉料理からトマトソースのパスタ、鮭・マグロ・ウナギまで、さまざまなお料理に幅広く合わせることができます。   ■繊細さが魅力のピノ・ノワール 「ピノ・ノワール」は原産地であるフランス・ブルゴーニュ地方の代表品種です。 ルビー色で透明感があり、タンニンは控えめでなめらか。「シルクのスカーフのよう」と形容される、上質な味わいが最大の魅力です。さくらんぼやイチゴなど、赤い果実を連想する香りもチャーミングですね。 アメリカ・ニュージーランド・オーストラリアでも栽培されていますが土地を選び、手間がかかる難しい品種です。あまり安価なものは出回りにくい品種ですが、その分確かなクオリティのものが多くなっています。 基本的にピノ・ノワール単独でワインに醸造される品種です。ピノ・ノワール品種を代表するワインは「ロマネ・コンティ」で、まるで車の購入価格のようなお値段となります。生産量が少ない上に、アジアへの輸出割当量自体も制限されているようです。  合わせるお料理は、鶏肉や鴨肉を使ったものや、生ハムがおすすめ。お醤油との相性がいいので、和食とも合わせやすい赤ワインです。   ■ブドウ品種を選んで、ステキなワインタイムを どっしり重い赤ならカベルネ・ソーヴィニヨン、繊細なミディアムボディならピノ・ノワール、ニュートラルな万能選手のメルローと覚えておきましょう。この基本を把握すると、ワイン選びがとっても楽しく、かつラクになります。 お店のスタッフの力を借りなくてもシーンにぴったりのワインが選べるので、時間がないときやネット通販でもあまり悩まずに済むでしょう。年末年始は、自分で選んだ赤ワインで楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。      

意外と簡単!?料理とワインの合わせ方のコツ4選

「このワインにはどんな料理が合うだろう?」  ワインにどんな料理を合わせたらいいか、悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。料理とワインを合わせることを「ペアリング」といいますが、実はちょっとしたコツさえ覚えれば誰でも簡単にペアリングを実践することができます。今回はペアリングのコツを4つ紹介しましょう。   ■色を合わせる  最初に、最も簡単な合わせ方のコツからご紹介しましょう。それは、料理とワインの「色を合わせる」という方法です。 例えばトマトソースやデミグラスソースを使った料理やステーキ、ローストビーフなどの赤色や茶色の色合いの料理には赤ワインがよく合います。 実際に茶色っぽい色をした料理には、こってりとしたコクのある味が多いもの。そんな料理にはあっさりとした白ワインよりもコクのある赤ワインの方がよく合います。 また魚料理には白ワインを合わせる方が多いかもしれませんが、まぐろやカツオなどの赤身魚の場合、同じ色である赤ワインがよく合います。というのも一般的に赤身魚は白身魚に比べて脂も多く、濃厚な味わいだからです。 一方、バターソースやクリームソース、チーズなどを使った白色~黄色い色合いの料理には白ワインがよく合います。 一般的に白っぽい色の料理には繊細できめ細やかな味わいのものが多いため、赤ワインを合わせると料理の味がワインに負けてしまうことがあります。でも白ワインなら、そのような料理の味わいをしっかりと引き立て、相性も良くなるのです。 またあっさりとした味わいの白身魚のお刺身やカルパッチョ、きつね色に揚げたてんぷらなどにも白ワインがよく合います。このように「色を合わせる」という方法は今日からでも気軽に取り入れられるので、ぜひ真似してみてくださいね。   ■テイストを合わせる  次に紹介するのは料理とワインの「テイストを合わせる」という方法です。 例えばビーフシチューやステーキのように濃厚でコクのある味わいの料理なら、同じようにコクのあるフルボディの赤ワイン、生ハムやサラミ。ローストチキンのように比較的あっさりとした肉料理であれば軽めのライトボディかミディアムボディの赤ワインを合わせるといった具合です。 白ワインの場合は白身魚のバターソテーや鶏肉のクリームシチューのような、ややこってりとした料理にはコクのあるまろやかなタイプの白ワインがよく合いますが、レモンやビネガーなどを使った酸味の効いた味付けの料理にはすっきりとした味わいの白ワインがよく合います。 迷ってしまったり、何を合わせたらいいか見当がつかなかったりしたときは、ロゼワインやスパークリングワインを合わせるといいでしょう。ロゼワインやスパークリングワインは様々な料理に合わせやすく、赤ワインや白ワインに比べ守備範囲が広いからです。   ■産地を合わせる 3つ目のコツは料理とワインの「産地を合わせる」という方法です。 例えばブイヤベースは南仏のプロヴァンス地方の郷土料理なので、同じプロヴァンス地方のワインを合わせます。 どこの地域の郷土料理かわからないときは、余裕があればインターネットなどで調べてみるのもいいでしょう。どの国の料理か、ざっくりとでも分かれば大丈夫。ぜひその国のワインを選んでみてください。 実際、フランス料理のお店にはフランスのワイン、イタリア料理のお店にはイタリアのワインのラインナップが主力になっています。また日ごろからご家庭で召し上がるような和食には国産のブドウのみを使用して国内で醸造された「日本ワイン」がよく合います。   ■格を合わせる 最後にご紹介するのは料理とワインの「格を合わせる」という方法です。 例えばブランド牛やキャビア、フォアグラなど、高級な食材を使った料理には格の高いワインを合わせ、日常的な家庭料理やカジュアルな料理には手ごろなワインを合わせる、といった具合です。 味わい云々というよりは気分や雰囲気の問題かもしれませんが、あまりにも格がかけ離れていると、やはりちぐはぐな感じは否めません。 ぜひ双方の格のバランスにも気を配ってみてくださいね。   ■まとめ 最初はどの方法にするかで迷うかもしれませんが、まずは「これ」と決めた方法で感覚を頼りに合わせてみましょう。ときには失敗してしまうこともあるかもしれませんが、様々な組み合わせを試しているうちに「料理に合うワイン」がだんだん分かってくるはずです。料理とワインの相性が良いと相乗効果で料理がさらに美味しくなります。試行錯誤しながら素晴らしい組み合わせを見つけてくださいね。      

知っておけば「ステキな女性」に。ワインに関する4つのマナー

レストランディナー。ワインはいつも家で飲んでいるけれど、かしこまった席でいただくのは今日が初めて。緊張する…。どうしたらいいの?と少々パニックになっているあなた。まずは落ち着きましょう。 ワインをいただくときは基本的なマナーを事前に勉強しておけば余裕を持って楽しめます。今回は「これさえ押さえれば大丈夫」なワインマナーをご紹介しましょう!   ■マナー1:着席前に口紅をティッシュオフする 「今日は美味しいワインをたくさん飲もう!」と張り切ってきたあなた。いつもよりお洒落をしてメイクもバッチリ。かなり気合いが入っていることでしょう。でも気合いを入れすぎて塗った真っ赤な口紅がグラスの縁にべったりついてしまったら、それこそ興ざめです。 グラスの縁についた口紅をぬぐうしぐさは、大人の色気満点で異性に勘違いさせてしまいますし、何よりも口紅のせいでワインのデリケートな味わいが分からなくなってしまいます。レストランに着いたらまず化粧室を借りて、ティッシュで口紅を押さえておきましょう。 またワインは香りを楽しむ飲み物なので、香水も控えめにするのがマナー。ワインを心の底から楽しむためにも、余分な香りは付けていかないようにしましょうね。   ■マナー2:ワインを注いでもらうとき、グラスはテーブルに置いたまま ホストテイスティング(ゲストを代表して注文したワインを確認すること)のあと、ソムリエがゲストのグラスに次々に注いでいきます。このとき「注ぎやすいだろうから」とワインのボトルに向け、グラスを差し出すようなことをしてはいけません。 たとえ注いでくれる人が最愛の彼や会社の上司だったとしても、注いでもらうときはグラスは持たずテーブルに置いたままで注いでもらいましょう。 横柄な態度とあなたは恐縮してしまうかもしれませんが、ワインを注ぐ側からするとグラスを持たれると非常に注ぎづらくなります。ワインがこぼれたり、グラスを破損したりと思わぬ事故につながるので、手は膝の上においておきましょう。 ただしグラスを注ぎやすい場所に移動することはOKです。その場合はプレート(底)を持ち、テーブルを滑らすように移動させるとスマートです。   ■マナー3:グラスはステム(脚)の下1/3を持つ グラスに注がれたら、いよいよワインをいただきます。このときワイングラスのどこを持てばいいのでしょうか。「持ちやすければ、どこを持ったっていいじゃない」とあなたは思うでしょうが、手から体温がグラスに伝わってワインが温まるのを避けるために、グラスのステム(脚)の下1/3を持つようにします。このとき親指と人差し指、中指、薬指を揃えるようにして持つとエレガントに見えます。 グラスを手に取ったあとは、テイスティングをしてみましょう。 テイスティングとは、注文したワインが劣化していないかどうかを確認するためのもの。 グループを代表してテイスティングすることを「ホストテイスティング」といいます。 まずは外観の確認。白いテーブルクロスや壁などの背景にグラスを傾け、目で見てワインの輝きや透明感、色調、泡の有無をチェックします。そのまま鼻に近づけ、香りを確認。ぶどうからくるフルーツの香りや発酵や醸造からくるイースト、スパイス、バター、ナッツなどの香りがあるかを確かめたあと、テーブルに置いて反時計回りに2回ほど回します。 グラスを回すのは「香りが立つ」ことで香りを捉えやすくなるからです。反時計回りに回すのは右利きの人のみで、万が一ワインをこぼしたときに向かい側の人にかけてしまわないためです。左利きの人は時計回りに回します。香りを確認したら、ひとくち口に含んでみましょう。 ホストテイスティングを頼まれた場合は、特に異臭や不快な味がしなければ「大丈夫です」とソムリエに伝えます。   ■マナー4 :ワインのサーブはソムリエにおまかせする ワインが美味しくてスルスルと入ってしまい、いつの間にかグラスが空に。そんなとき、サービス精神を発揮してお酌をして回る必要はありません。ワイン文化の本場である欧米では女性がワインを注ぐのはマナー違反とされています。 グラスが空くとソムリエかサービススタッフがワインを注いでくれるものですが、なかなかテーブルに来ないときは同じグループの男性に注いでもらいましょう。 冷えたスパークリングワインや白ワイン、時間をかけて楽しむタイプのワインは飲み干してから注ぐのが良いですね。それ以外のものは継ぎ足してかまいません。要はワインを継ぎ足すことでグラスの中のワインの風味が変わらなければいいのです。 「もうこれ以上は飲めない」というときには右手をグラスに軽くかざし「結構です」と会釈すれば伝わります。 以上、女性が覚えておきたい基本的なマナーでした。   ■まとめ  マナーとは周囲への気遣いであり、トラブルを回避するための心得みたいなものです。 とはいえ、マナーを気にするあまり食事を楽しめないのは本末転倒。場数を踏んでいけば自然と身につくものなので、堅苦しく考えずにチャレンジしてみてくださいね。      

意外と知らない!シャンパーニュとスパークリングワインの違いとは

「スパークリングワインとシャンパンの違いがよく分からない」 ワイン初心者の方の中にはそんな人も多いのではないでしょうか。今回はスパークリングワインとシャンパーニュの違いについて詳しく解説していきましょう。   ■スパークリングワインとは 一般的にスパークリングワインとは炭酸ガスを多く含み、3気圧以上のガス圧を持った発泡性ワインのことです。3気圧以下で発泡がみられるワインは「弱発泡性ワイン」といい、赤ワインや白ワインのように泡立ちのないワインのことを「スティルワイン」といいます。 代表的なスパークリングワインとしてはフランスのシャンパーニュをはじめ、イタリアのスプマンテやスペインのカヴァ、ドイツのゼクトなどが挙げられます。つまり、シャンパーニュもスパークリングワインのひとつなんですね。 ただシャンパーニュと名乗るには、あらゆる条件をクリアしなくてはなりません。その条件とは、一体どのようなものなのでしょうか?   ■シャンパーニュの条件 シャンパーニュと名乗るための第一の条件はフランスのシャンパーニュ地方で生産されていることです。シャンパーニュ地方以外で生産されたスパークリングワインは「シャンパン」と呼ぶことはできません。 第二の条件は「トラディショナル方式」という製法で造られていることが挙げられます。 「トラディショナル方式」とは別名「シャンパーニュ方式」とも呼ばれ、ワインを瓶内で二次発酵させ、炭酸ガスをワインの中に溶け込ませるという伝統的な製法です。  瓶内で二次発酵をさせると発酵を終えた酵母がオリとなってワインに沈みます。このオリを取り除くため、ピュピトルと呼ばれる専用の台に角度をつけて瓶を寝かせ、少しずつ動かしながら瓶の口の方にオリを集めていきます。そして集まったオリを凍らせて栓を抜くと瓶の内部の気圧によりオリが飛び出すという仕組みです。 その後、オリを取り除いた際に目減りした分を補うためにリキュールを加え、完成します。 この製法以外にも使用できるブドウ品種やアルコール度数、熟成期間などが細かく規定されており、シャンパーニュと名乗るにはすべての条件をクリアしなくてはならないのです。   ■シャンパーニュが高価なのはなぜ? クリスマスや誕生日、記念日など特別なシーンで飲みたいシャンパーニュ。でもシャンパーニュは安いものでも1本5,000円以上しますよね。 レストランでシャンパーニュをボトルで注文したら、それこそ万単位となり、グラスで注文しても1杯2,000円くらいするのが当たり前です。 スーパーや量販店では1本1,000円程度でスパークリングワインが買えるというのに、どうしてシャンパーニュはこんなにも高価なのでしょうか? その理由のひとつは、先ほど紹介したシャンパーニュの製法にあります。シャンパーニュ方式はすべてのスパークリングワインの製法の中で最も手間暇かかる製法です。 人の手でおこなう場合は当然のことながら人件費などのコストがかかります。一方、機械で作業をおこなう場合も一定の熟成期間を経なくてはならないことから、相応の時間がかかり、それがコストに跳ね返ります。 またシャンパーニュはシャンパーニュ地方でしか生産されないことも価格を上げる理由のひとつになっています。世界中から需要があるシャンパーニュですが生産量に限りがあるため、需要と供給のバランスからどうしても価格が上がってしまうのです。 また大手のシャンパーニュメーカーになると大規模に広告を打ち出すことがあります。こうした広告費も少なからず価格に反映されているでしょう。   ■シャンパーニュと同じ製法で造られているスパークリングワインとは 「シャンパーニュを飲みたいけど、高価で手が出せない!」というとき、ありますよね。そんなときはシャンパーニュと同じ製法で造られているスパークリングワインを選んでみてはいかがでしょうか。 代表的なものにスペインのカヴァや、イタリアのフランチャコルタ、フランスのクレマンなどがあります。 特にカヴァは1,000円前後で買えるものが多く、それでいてシャンパーニュらしいきめ細やかな泡立ちが楽しめるので非常にコストパフォーマンスに優れています。「本格的なスパークリングワインを気軽に楽しみたい」というときや、「乾杯用に気の利いたスパークリングワインが欲しい」というときにもおすすめです。   ■まとめ シャンパーニュとスパークリングワインの違いについて理解できればシャンパーニュのありがたみを一層感じられようになるのではないでしょうか。またシャンパーニュが予算オーバーになってしまっても、同じ製法で造られたスパークリングワインなら十分に代用できるかもしれません。ワインを楽しむためにはコスパも大切。工夫しながらワインライフを楽しんでみてくださいね!      

ワインを飲みたい女性の不思議。世の女性がワインにハマる理由

酒販店に足を運ぶと、たくさんの種類のお酒がおいてありますよね。ビールに日本酒、焼酎。ウオッカにラムやジン。 そんな中でもワインを手にとる女性は多く、ワイン専門店でも多くの女性がワインを選んでいます。女性同士で選んでいるケースが多いのも、ワインならではといえるでしょう。 女性がワインにハマるのはなぜなのか。実はきちんとした根拠があります。 気分や雰囲気面はもちろん、健康面や飲み心地の面からも解説しますので、ぜひ参考にしてください。これを読めば、ますますワインにハマってしまうかもしれません。    知的で上品な気分に! ワインには、ほかのお酒にはない「知的な雰囲気」がありますよね。これにはしっかりとした根拠があります。 世界有数の生産地であるフランスやイタリアのワインにはそれぞれ長い歴史があります。時の王様やローマ法王、有名愛妾とワインの間には数多くのエピソードがあり、多くの逸話が残っているのです。所有権を巡り、時の権力者同士で争ったという史実があるのもワインならではなんですね。 また歴史上の文化人が愛したお酒として名高いワインも。文豪アーネスト・ヘミングウェイがその名を孫娘に付け、社会思想家フリードリヒ・エンゲルスが「私にとっての幸福とはシャトー・マルゴー1848年」と述べたエピソードをご存じの方も多いでしょう。シャトー・マルゴーは、1997年に大ヒットした邦画『失楽園』のラストにも登場しましたね。 格式ある公式の場で圧倒的存在感を示すのもワインです。フランス大統領主催のエリーゼ宮晩餐会はもちろん、日本の宮中晩餐会においても常にワインはお料理に合わせて供されています。 エリーゼ宮の晩餐会では、どのワインが供されたかでフランスが国家として相手をどのレベルに見ているのか、今後の関係性をどうしていきたいのかまで予想できるそうです。ワインの醸し出す知的で上品な気分にはこのようにきちんとした根拠があるんですね。   1人で飲んでも、やさぐれ感がない! 女性のおウチ飲み、特にお一人さまのおウチ飲みは気を付けないとやさぐれ感が出てしまいがち。 スナック菓子の袋を豪快にあけ、ボテチをつまみながらお酒を飲むのはとっても楽しいもの。でも急な来客に見られてしまったら、相手によっては焦ってしまうかもしれません。 ワインは知的で文化的なエピソードが多い飲み物ですから、もともと雰囲気が異なります。 ボトルの構造上、チューハイやビールのように直飲みできず、グラスに注がなければならないため、やさぐれ感は出したくてもなかなか出せないのです。 それに仕事帰りに立ち寄れるコンビニや深夜営業スーパーではパスタやピザ、チーズに生ハム、ナッツにドライフルーツなどワインに合うメニューが簡単に手に入ります。これならSNS映えする一コマも簡単に再現できますね。   「健康にいい」理由があるので罪悪感が薄い! ほかのお酒に比べ、健康面でイメージのいいワイン。実はこれ、イメージ的なものではありません。実際にワインをたくさん飲むフランス人は、バターや肉など脂っこいものの摂取が多いにも関わらず心臓疾患死亡率が低いというデータがあります。 この現象は「赤ワインのポリフェノールが活性酸素を除去して動脈硬化を予防しているのではないか」と考えられているんですね。 白ワインも負けてはいません。白ワインは殺菌力が高く、生の魚介類に白ワインを合わせることは食中毒予防の観点からも理にかなっています。「生ガキにシャブリ」といわれるのは「おいしいから」だけが理由ではありません。 また、白ワインにはカリウムが多く含まれています。カリウムは過剰なナトリウムを体外に排出し、むくみを解消する効果が期待できます。アルコールによるむくみでお悩みの方は白ワインがおすすめです。   お腹にたまらず、気分良く飲み続けられる ビールやハイボールは炭酸を含みお腹にたまるので、そうたくさんは飲めません。 でもお腹にたまりにくいワインなら、気分の良い時間をゆっくり過ごすことができます。だから優雅にのんびりお酒を楽しみたいときにはワインがぴったりなんですね。   ハマらずにいられないのが「ワイン」! 世の女性たちはなぜワインにはまるのか。その理由を解説してきましたが、いかがだったでしょうか? ワインには文化的なエピソードがたくさんあります。そんなエピソードをネットで探しながらお気に入りのおつまみを並べ、ゆっくりワインを楽しむのも優雅な時間かもしれません。 健康上のメリットにも科学的な根拠があるため、ほかのお酒よりも罪悪感少なめで楽しめます。ワインライフもますます広がっていきそうですね!