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意外と知らない!シャンパーニュとスパークリングワインの違いとは

「スパークリングワインとシャンパンの違いがよく分からない」 ワイン初心者の方の中にはそんな人も多いのではないでしょうか。今回はスパークリングワインとシャンパーニュの違いについて詳しく解説していきましょう。   ■スパークリングワインとは 一般的にスパークリングワインとは炭酸ガスを多く含み、3気圧以上のガス圧を持った発泡性ワインのことです。3気圧以下で発泡がみられるワインは「弱発泡性ワイン」といい、赤ワインや白ワインのように泡立ちのないワインのことを「スティルワイン」といいます。 代表的なスパークリングワインとしてはフランスのシャンパーニュをはじめ、イタリアのスプマンテやスペインのカヴァ、ドイツのゼクトなどが挙げられます。つまり、シャンパーニュもスパークリングワインのひとつなんですね。 ただシャンパーニュと名乗るには、あらゆる条件をクリアしなくてはなりません。その条件とは、一体どのようなものなのでしょうか?   ■シャンパーニュの条件 シャンパーニュと名乗るための第一の条件はフランスのシャンパーニュ地方で生産されていることです。シャンパーニュ地方以外で生産されたスパークリングワインは「シャンパン」と呼ぶことはできません。 第二の条件は「トラディショナル方式」という製法で造られていることが挙げられます。 「トラディショナル方式」とは別名「シャンパーニュ方式」とも呼ばれ、ワインを瓶内で二次発酵させ、炭酸ガスをワインの中に溶け込ませるという伝統的な製法です。  瓶内で二次発酵をさせると発酵を終えた酵母がオリとなってワインに沈みます。このオリを取り除くため、ピュピトルと呼ばれる専用の台に角度をつけて瓶を寝かせ、少しずつ動かしながら瓶の口の方にオリを集めていきます。そして集まったオリを凍らせて栓を抜くと瓶の内部の気圧によりオリが飛び出すという仕組みです。 その後、オリを取り除いた際に目減りした分を補うためにリキュールを加え、完成します。 この製法以外にも使用できるブドウ品種やアルコール度数、熟成期間などが細かく規定されており、シャンパーニュと名乗るにはすべての条件をクリアしなくてはならないのです。   ■シャンパーニュが高価なのはなぜ? クリスマスや誕生日、記念日など特別なシーンで飲みたいシャンパーニュ。でもシャンパーニュは安いものでも1本5,000円以上しますよね。 レストランでシャンパーニュをボトルで注文したら、それこそ万単位となり、グラスで注文しても1杯2,000円くらいするのが当たり前です。 スーパーや量販店では1本1,000円程度でスパークリングワインが買えるというのに、どうしてシャンパーニュはこんなにも高価なのでしょうか? その理由のひとつは、先ほど紹介したシャンパーニュの製法にあります。シャンパーニュ方式はすべてのスパークリングワインの製法の中で最も手間暇かかる製法です。 人の手でおこなう場合は当然のことながら人件費などのコストがかかります。一方、機械で作業をおこなう場合も一定の熟成期間を経なくてはならないことから、相応の時間がかかり、それがコストに跳ね返ります。 またシャンパーニュはシャンパーニュ地方でしか生産されないことも価格を上げる理由のひとつになっています。世界中から需要があるシャンパーニュですが生産量に限りがあるため、需要と供給のバランスからどうしても価格が上がってしまうのです。 また大手のシャンパーニュメーカーになると大規模に広告を打ち出すことがあります。こうした広告費も少なからず価格に反映されているでしょう。   ■シャンパーニュと同じ製法で造られているスパークリングワインとは 「シャンパーニュを飲みたいけど、高価で手が出せない!」というとき、ありますよね。そんなときはシャンパーニュと同じ製法で造られているスパークリングワインを選んでみてはいかがでしょうか。 代表的なものにスペインのカヴァや、イタリアのフランチャコルタ、フランスのクレマンなどがあります。 特にカヴァは1,000円前後で買えるものが多く、それでいてシャンパーニュらしいきめ細やかな泡立ちが楽しめるので非常にコストパフォーマンスに優れています。「本格的なスパークリングワインを気軽に楽しみたい」というときや、「乾杯用に気の利いたスパークリングワインが欲しい」というときにもおすすめです。   ■まとめ シャンパーニュとスパークリングワインの違いについて理解できればシャンパーニュのありがたみを一層感じられようになるのではないでしょうか。またシャンパーニュが予算オーバーになってしまっても、同じ製法で造られたスパークリングワインなら十分に代用できるかもしれません。ワインを楽しむためにはコスパも大切。工夫しながらワインライフを楽しんでみてくださいね!      

ワインを飲みたい女性の不思議。世の女性がワインにハマる理由

酒販店に足を運ぶと、たくさんの種類のお酒がおいてありますよね。ビールに日本酒、焼酎。ウオッカにラムやジン。 そんな中でもワインを手にとる女性は多く、ワイン専門店でも多くの女性がワインを選んでいます。女性同士で選んでいるケースが多いのも、ワインならではといえるでしょう。 女性がワインにハマるのはなぜなのか。実はきちんとした根拠があります。 気分や雰囲気面はもちろん、健康面や飲み心地の面からも解説しますので、ぜひ参考にしてください。これを読めば、ますますワインにハマってしまうかもしれません。    知的で上品な気分に! ワインには、ほかのお酒にはない「知的な雰囲気」がありますよね。これにはしっかりとした根拠があります。 世界有数の生産地であるフランスやイタリアのワインにはそれぞれ長い歴史があります。時の王様やローマ法王、有名愛妾とワインの間には数多くのエピソードがあり、多くの逸話が残っているのです。所有権を巡り、時の権力者同士で争ったという史実があるのもワインならではなんですね。 また歴史上の文化人が愛したお酒として名高いワインも。文豪アーネスト・ヘミングウェイがその名を孫娘に付け、社会思想家フリードリヒ・エンゲルスが「私にとっての幸福とはシャトー・マルゴー1848年」と述べたエピソードをご存じの方も多いでしょう。シャトー・マルゴーは、1997年に大ヒットした邦画『失楽園』のラストにも登場しましたね。 格式ある公式の場で圧倒的存在感を示すのもワインです。フランス大統領主催のエリーゼ宮晩餐会はもちろん、日本の宮中晩餐会においても常にワインはお料理に合わせて供されています。 エリーゼ宮の晩餐会では、どのワインが供されたかでフランスが国家として相手をどのレベルに見ているのか、今後の関係性をどうしていきたいのかまで予想できるそうです。ワインの醸し出す知的で上品な気分にはこのようにきちんとした根拠があるんですね。   1人で飲んでも、やさぐれ感がない! 女性のおウチ飲み、特にお一人さまのおウチ飲みは気を付けないとやさぐれ感が出てしまいがち。 スナック菓子の袋を豪快にあけ、ボテチをつまみながらお酒を飲むのはとっても楽しいもの。でも急な来客に見られてしまったら、相手によっては焦ってしまうかもしれません。 ワインは知的で文化的なエピソードが多い飲み物ですから、もともと雰囲気が異なります。 ボトルの構造上、チューハイやビールのように直飲みできず、グラスに注がなければならないため、やさぐれ感は出したくてもなかなか出せないのです。 それに仕事帰りに立ち寄れるコンビニや深夜営業スーパーではパスタやピザ、チーズに生ハム、ナッツにドライフルーツなどワインに合うメニューが簡単に手に入ります。これならSNS映えする一コマも簡単に再現できますね。   「健康にいい」理由があるので罪悪感が薄い! ほかのお酒に比べ、健康面でイメージのいいワイン。実はこれ、イメージ的なものではありません。実際にワインをたくさん飲むフランス人は、バターや肉など脂っこいものの摂取が多いにも関わらず心臓疾患死亡率が低いというデータがあります。 この現象は「赤ワインのポリフェノールが活性酸素を除去して動脈硬化を予防しているのではないか」と考えられているんですね。 白ワインも負けてはいません。白ワインは殺菌力が高く、生の魚介類に白ワインを合わせることは食中毒予防の観点からも理にかなっています。「生ガキにシャブリ」といわれるのは「おいしいから」だけが理由ではありません。 また、白ワインにはカリウムが多く含まれています。カリウムは過剰なナトリウムを体外に排出し、むくみを解消する効果が期待できます。アルコールによるむくみでお悩みの方は白ワインがおすすめです。   お腹にたまらず、気分良く飲み続けられる ビールやハイボールは炭酸を含みお腹にたまるので、そうたくさんは飲めません。 でもお腹にたまりにくいワインなら、気分の良い時間をゆっくり過ごすことができます。だから優雅にのんびりお酒を楽しみたいときにはワインがぴったりなんですね。   ハマらずにいられないのが「ワイン」! 世の女性たちはなぜワインにはまるのか。その理由を解説してきましたが、いかがだったでしょうか? ワインには文化的なエピソードがたくさんあります。そんなエピソードをネットで探しながらお気に入りのおつまみを並べ、ゆっくりワインを楽しむのも優雅な時間かもしれません。 健康上のメリットにも科学的な根拠があるため、ほかのお酒よりも罪悪感少なめで楽しめます。ワインライフもますます広がっていきそうですね!      

ワインの基礎を知る。初心者が知りたいワインの疑問

「飲みたいけど、知識がないから何を選んだらいいか分からない」「もっと詳しくなりたいけど何から勉強すればいいの?」そんな人、多いのではないでしょうか。 そこで今回はワインを選んだり、勉強したりするうえで役立つ基礎的な知識を紹介します。ワインの知識を身に付けてワインライフをもっと楽しみたい!という人は参考にしてみてくださいね。   ■赤ワインと白ワイン、ロゼワインの違いとは? 「今日はステーキだから赤ワインにしよう!」「お魚にはやっぱり白ワインかな」など、赤か白、あるいはロゼワインやスパークリングワインなどワインの選択肢は多いもの。 では赤ワインと白ワイン、そしてロゼワインの色の違いはどこから生じるのでしょう?これらの色の違いは「ブドウ品種」と「製法」から生じます。 まずブドウ品種の違いについて。 赤ワインとロゼワインは基本的に「黒ブドウ」と呼ばれる、皮が紫色のブドウから造られています。巨峰のような皮の色をイメージしていただくといいかもしれません。対する白ワインは「白ブドウ」と呼ばれる、皮が黄緑色のブドウから造られています。例えるなら、マスカットのようなブドウです。 次に製法の違いについて。 赤ワインはブドウの果汁を皮や種と一緒に発酵させるのに対し、白ワインはブドウの果汁のみを発酵させて造られています。赤ワインの色は紫色の皮から色素が果汁に抽出されることで特有の色味になっています。 ロゼワインの場合はいくつか製法がありますが、一般的には赤ワインを造る段階において適度に果汁に色がついた時点で皮や種を取り除く「セニエ法」と呼ばれる製法が採用されています。   ■ブドウ品種について ワインに興味が出てくると「ブドウ品種」にも興味が出てきます。 ブドウ品種はワインの味わいを大きく左右する要素の一つになるので、代表的なブドウ品種の特徴をおさえておけば品種から好みの味わいのワインを見つけやすくなります。 例えば赤ワインのブドウ品種で有名な「カベルネ・ソーヴィニヨン」「ピノ・ノワール」という品種。 基本的に「カベルネ・ソーヴィニヨン」から造られたワインはしっかりとした果実味と渋みのある濃厚な味わいのワインになる傾向があります。 一方「ピノ・ノワール」のワインは果実味と酸味が豊かで渋みは穏やか。エレガントなワインになる傾向があります。 もちろん同じブドウ品種でも産地が変われば味わいも変わります。ほかの品種とブレンドされることもあるので一概にブドウ品種だけがワインの味わいを決めるとは言い切れません。 とはいえブドウ品種ごとの特徴を把握しておくことはワインの味わいを想像するうえで大いに役立ってくれるでしょう。   ■ワインの味わいの要素について フルボディやライトボディ、辛口や甘口などワインにはさまざまな味わいがありますよね。 ではワインの味わいを構成する要素には一体どんなものがあるのでしょうか? 赤ワインの場合、さまざまな味わいの要素が重なり合って複雑な味わいを構成していますが、中心となっているのは酸味と渋みです。一般的に酸味は白ワインより穏やかですがブドウに含まれる酒石酸の影響などで酸味が感じられることもあります。 また赤ワインはブドウの皮や種から抽出された「タンニン」という成分の影響で渋みや苦みが感じられます。赤ワインには甘口がほとんどありません。そのため果実味とタンニン、アルコール度で構成されるボリューム感によってフルボディ、ミディアムボディ、ライトボディのいずれかで表現されています。 一方、白ワインは酸味が特徴です。またブドウの糖分を残した状態で造られるものもあるため辛口だけでなく、甘口テイストも存在します。白ワインはタンニンの含有量が少ないため、渋みはあまり感じられません。   ■造られた年が重要なのはなぜ? ワインのラベルにはヴィンテージが記載されているものが多いですよね。ヴィンテージとはワインが造られた年。もう少し正確にいうと原料となるブドウが収穫された年のことです。同じ銘柄のワインでもヴィンテージによって少しずつ味わいが変わってきます。 というのもブドウは農作物なので、天候の影響を受けてその年ごとに出来・不出来があるからです。ワインの味わいにはその年のブドウの出来栄えが如実に反映され、出来が良い年のヴィンテージは「当たり年」と呼ばれることがあるのです。 なお「当たり年」は国や地域によって変わるので、気になる方は購入予定のワインの当たり年を調べてみるといいですね。「ヴィンテージ・チャート」で検索すればネットでも閲覧することができます。 ワインの知識が増えれば、ワイン選びも飲むこともそれまで以上に楽しくなるはず。この記事を参考に充実したワインライフを送ってくださいね。      

スパークリングワインを知れば、パーティーはもっと楽しくなる!

クリスマスやお正月の集まりなど華やかなシーンでは、やはり泡物=スパークリングワインを楽しみたいですね。 スパークリングワインは、製造方法・生産地などによって名称・味わいが違います。基本知識を理解して、シーンに合わせてセレクトしましょう。 またスパークリングワイン選びに役立つ、ちょっとしたウンチクもお伝えします。覚えておくと、スパークリングワインがますます好きになりますよ。   ■シャンパーニュと呼べる条件とは シャンパーニュの名称が許されるのは「フランス・シャンパーニュ地方」で「シャンパーニュ方式」という伝統製法で製造されたスパークリングワインだけです。使用できるブドウ品種も、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエに限定されています。(厳密には他の品種もありますが、この3つを覚えておけばOKです)ちなみにシャルドネのみで醸造されたシャンパーニュは、「ブラン・ド・ブラン」と呼ばれます。 シャンパーニュは基本ラインにヴィンテージ(収穫年)がないのが特徴です。寒冷地であるシャンパーニュ地方でも収穫年によるブドウの出来の差に関係なく、均等な品質のワインをつくり出すための策だったようです。 そしてブドウの出来がよかった年には、ヴィンテージシャンパーニュがつくられます。ヴィンテージシャンパーニュにこだわり、100年間で37回しかリリースしていないシャンパーニュメゾンもあるようです。  シャンパーニュの特徴は、寒冷地ならではの酸とミネラル由来のエレガンスな味わい、そしてきめ細やかな泡立ちの継続性です。 もし機会があればシャンパーニュとシャンパーニュ以外のスパークリングワインを同時にグラスに注いでみてください。泡立ちの違いが確認できるはずです。宮中晩餐会など公式の席で使われるのは、日本でもフランスでも「シャンパーニュ」です。   ■お手頃価格のフランスのおすすめスパークリング ここからはシャンパーニュ以外のお手頃なフランスのスパークリングワインをご紹介していきましょう。   ◇高品質の「クレマン」 ボルドー・ブルゴーニュ・アルザス・ロワールなどの産地限定で生産されているスパークリングワインです。各生産地のブドウ品種が使われ、その地方ごとの個性が楽しめます。 瓶内二次発酵というシャンパーニュと同じ製法のため、きめ細やかで継続力のある美しい泡立ちが特徴です。 熟成期間はシャンパーニュより短めなので、味わいは比較的軽やか。価格帯は幅広く、予算に合わせてセレクトできるのがうれしいですね。   ◇掘り出し物もあり?「ヴァン・ムスー」 ヴァン=ワイン、ムスー=スパークリングなのでスパークリングワインの総称です。シャンパーニュやクレマンを除いたものはすべてヴァン・ムスーとなります。 シャンパーニュやクレマンといった認定地域以外でも、レベルの高いスパークリングワインがたくさんつくられています。ヴァン・ムスーなら、お手頃価格の掘り出し物に出会える可能性がありますね。   ◇微炭酸なら「ペティヤン」 炭酸のお腹にたまる感じが得意でない方におすすめできる、微炭酸のスパークリングです。ロワール地方を中心にフランス各地でつくられています。   ■お手頃価格のイタリアのおすすめスパークリング ◇イタリアのシャンパーニュ的存在「フランチャコルタ」 シャンパーニュに匹敵する存在が、ロンバルディア州の「フランチャコルタ」です。セリエAで優勝クラブの選手が手にして祝うのもフランチャコルタが多いようです。  イタリアらしい果実味豊かな明るい味わいは、和食にもぴったり。基本的にシャンパーニュよりお手頃価格ですが、中にはシャンパーニュ並みに高価なものもあります。   ◇スプマンテはスパークリングワインの総称 スプマンテ=イタリア語でスパークリングワイン、つまり、イタリアにおける発泡性ワインの総称です。    ◇やさしい甘さのアスティ・スプマンテ アスティ・スプマンテは、マスカットのようなやさしい甘さとフレッシュな味わいが特徴。フルーツやデザートといただくのにぴったりで、ワインの渋みや苦味が得意ではない方にもおすすめです。    ◇プロセッコは日常使いに イタリア・ヴェネト州でつくられるグレーラというブドウを使ったスパークリングワインです。白桃を思わせる香りが特徴で、普段使いにぴったりのカジュアルなスパークリングワイン。   ◇微発泡ならランブルスコ エミリア・ロマーニャ州でつくられる微発泡のスパークリングワインです。フレッシュな酸味で飲みやすく、カジュアルなイタリアンにぴったり。エミリア・ロマーニャ州はパルマ産の生ハムやパルミジャーノレッジャーノ、バルサミコ酢で有名な美食の州です。生ハムと楽しみたいワインですね   ■お手頃価格のドイツ・スペインのおすすめスパークリング ドイツとスペインの代表的なスパークリングワインもご紹介しておきます。   ◇ドイツ産ゼクトは甘口もあり 冷寒地ドイツならではの、すっきりとした酸味と品種由来の香りが楽しめるのが「ゼクト」です。甘口から辛口まで好みに合わせてセレクトできます。   ◇スペイン産カヴァはシャンパーニュ製法...

長い夜のおともにぴったり!ワインを片手に観たい映画4選

夜が長い季節になってくると、ちょっぴりセンチメンタルな気分になる人も多いのではないでしょうか。そんなときは、おうちでゆっくりと映画鑑賞をしながら過ごすのもいいですよね。 そこでおすすめのワイン映画を4本ご紹介したいと思います。ぜひ参考にしてみてください。   ■『サイドウェイ』 「思い切り笑いたい」という人におすすめのワイン映画がこちら。2004年にアメリカで製作された、アレクサンダー・ペイン監督の『サイドウェイ』という作品です。  主人公のマイルスは結婚を目前に控える親友のジャックと共にカリフォルニア州サンタバーバラ郡のワイナリー巡りの旅に出かけます。 性格も考え方もまったく違うこの2人。ときに衝突しながらもワインを通じてさまざまな人と出逢い、ドタバタな人間喜劇を繰り広げますが、コメディーには終始せずワイン通な人が満足できるような内容がたくさん盛り込まれている名作です。 実在のワインも多数登場するほか、ワイン通の主人公・マイルスがワインのうんちくを語ってくれるので、おのずとワインの勉強にもなります。カリフォルニアのワインを片手に、思い切り笑いながら鑑賞してみてはいかがでしょうか。 なお2009年には日本で『サイドウェイ』のリメイクである『サイドウェイズ』が製作および公開されています。   ■『ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡』 ワイン勉強中という人におすすめなのが『ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡』です。 2008年にアメリカで製作されたランドール・ミラー氏が監督を務める作品で、ワイン通なら多くの人が知っているという、ある有名な事件がモチーフに描かれています。俗に「パリスの審判」とも呼ばれる、1976年の「パリ・テイスティング事件」です。 今でこそアメリカは名だたるワインの産地になっていますが、1976年当時のフランスではアメリカのワインは二流の扱いを受けていました。そんな中、パリでフランスの名だたる高級ワインとカリフォルニアワインの銘柄を隠してのテイスティング対決が開かれます。この対決ではカリフォルニアのワインが見事勝利し、世界のワインファンに大きな衝撃を与えました。 この一連の出来事と、そこに至るまでのカリフォルニアのワインの造り手たちの努力が描かれた、涙なしには観ることのできない作品です。 小さな努力を積み重ねることの大事さを改めて実感できるので「自分も明日から頑張ろう!」という前向きな気持ちになれるでしょう。映画のおともにはカリフォルニアのワインをチョイスしてみてください。   ■ 『ウスケボーイズ』 日本ワインの魅力を再発見できる映画がノンフィクション作家・河合香織氏の『ウスケボーイズ 日本ワインの革命児たち』を原作とした、柿崎ゆうじ監督の2018年公開の作品です。 本作では「現代日本ワインの父」と呼ばれる麻井宇介氏に影響を受けた「ウスケボーイズ」と呼ばれるワイン造りを志す若者たちが描かれています。 麻井宇介氏といえば1989年の第35回リュブリアーナ国際ワインコンクールで大金賞を受賞したシャトー・メルシャンの『桔梗ヶ原メルロー』の生みの親としても知られる人物。 国際的にも評価される日本ワインを生み出した同氏の思想を受け継ぐ若者たちが、それぞれのワイン造りに奮闘するのですが一筋縄ではいきません。ワイン造りは自然との闘いで、なかなか思い通りにはいかないようです。 ワインには造り手の思いが反映されている。そんなことを改めて実感することができ、ワインのありがたみが胸に迫ってくる作品です。これを観たら、きっと「日本ワイン」を飲まずにはいられなくなるでしょう。   ■『プロヴァンスの贈りもの』 のんびりとリラックスしたいときにおすすめの映画がこちら。日本では2007年に公開された、リドリー・スコット監督の作品です。 本作の舞台となっているのは、南フランスのプロヴァンス地方。フランスのワインの産地といえばボルドーやブルゴーニュを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、プロヴァンス地方も実はフランスワインの一大産地です。 ロンドンで有能な金融トレーダーをしている主人公のマックスが、プロヴァンス地方の豊かな自然やのんびりと流れる時間、人情味あふれる人たち、そしてワインの造り手の情熱に感化されていきます。心情が変化していく過程が見ものです。 小難しい話は少なくコメディタッチで描かれているので、あまりワインに興味がない人も楽しめるはず。プロヴァンスのワインを飲みながら観れば、さらに気分が盛り上がるでしょう。   ■まとめ  ワイン映画を4本ご紹介しましたが、観たい映画は見つかりましたか?ひとりで観て思い切り泣くもよし、友人や恋人、家族と観て思い切り笑うもよし。ぜひお気に入りのワインを飲みながら素敵なひとときを過ごしてみてくださいね。     長い夜のおともにおすすめのワインはこちら!      

知っているようで知らないワインの疑問「どうしてワイングラスを回すの?」

レストランやバーの店内で、ワインに詳しそうな人がグラスをくるくると回しているのを見かけたことはありませんか?このグラスを回す動作、実は「スワリング」といいます。  スワリングには、一体どんな意味があるのでしょうか?意味もわからず、ただ闇雲にグラスを回すのはNGです。今回はスワリングの目的や注意点などをご紹介していきましょう。   ■グラスを回す「スワリング」の目的とは スワリングは「グラスの中のワインを空気に触れさせること」を目的におこないます。開栓したてのワインは長らくボトルの中で無酸素状態にあるため、十分に香りが感じられなかったり、味わいが硬く感じられたりなど本来の持ち味を発揮できていないことがあるからです。ちなみにこの状態のことを「ワインが開いていない」「香りが閉じている」などと表現します。 この状態でスワリングをすると、ワインが空気に触れ、香りや味わいがより豊かになり、本来の持ち味を発揮できるようになります。  ただグラスに注がれた途端にスワリングをするのはNGです。まずはグラスを回さずに1回香りをかいでみましょう。なぜならワインには「スワリングをしなくても感じられる香り」と「スワリングをすることで感じられるようになる香り」があるからです。   ■スワリングによって感じられるようになる香りとは 「スワリングをしなくても感じられる香り」と「スワリングをすることで感じられるようになる香り」とは一体どのような香りなのでしょうか? 通常ワインの香りは大きく「第一アロマ」「第二アロマ」「第三アロマ(「ブーケ」とも)」の3種類に分けられます。 「第一アロマ」とはワインの原料となるブドウに由来する香りのこと。果物や植物、スパイスなどに例えられる香りです。 「第二アロマ」はワインの醸造や発酵に由来する香りのことで、乳製品やイースト、キャンディなどに例えられる香りです。 最期に「ブーケ」とも呼ばれる「第三アロマ」はワインの熟成によって生じる香りのことで、樽で熟成したワインは樽由来の香りが感じられますが、この香りも「第三アロマ」に分類されます。具体的にはキノコや動物の皮、カカオやコーヒーなどに例えられる香りですね。 「第一アロマ」はスワリングをしないほうが鮮明に感じられますが「第二アロマ」「第三アロマ」はスワリングをしたほうがより感じられやすくなります。そのためスワリングをする前に「第一アロマ」を感じ、それからスワリングをして「第二アロマ」と「第三アロマ」を感じるようにすると良いでしょう。   ■注意!グラスを回してはいけないワインもある?  スワリングの目的について説明してきましたが、実はスワリングをしないほうがいいワインも存在します。 ひとつはスパークリングワインです。スパークリングワインをスワリングして空気に触れさせてしまうと、せっかくの泡が飛んでしまい、味わいが損なわれてしまいます。 またソムリエがデカンタージュしてくれたワインもスワリングをする必要はありません。デカンタージュはワインと空気を触れさせ「ワインを開かせる」ためにするものなので目的がスワリングと同じだからです。デカンタージュされたワインをスワリングしてしまうと、本来の香りや持ち味が弱まってしまうこともあります。 ほかにも開栓してからある程度時間が経っているワインはすでに空気と触れているのでスワリングをする必要はありません。開栓したワインを飲みきれず再度栓をして冷蔵庫で保管して翌日また飲むようなときはスワリングをしなくても十分に開いた状態のワインが楽しめるでしょう。   ■スワリングのマナー 最後にスワリングのマナーや注意点について解説します。 気を付けなければならないのはグラスを回す方向です。基本的に、右利きの人は反時計回り、左利きの人は時計回りに回しますが、それは万が一グラスを回した勢いでワインがこぼれてしまったとき、周りの人にかからないようにするためです。 それからスワリングをする際は回し過ぎないこともポイントです。グラスを回すのは2~3回で十分。何度も回すのはNGとなります。回し過ぎるとワイン本来の香りや味わいが飛んでしまうこともありますし、見た目的にもあまりエレガントではないので注意してみてくださいね。   ■まとめ 目的やマナーが理解できれば自信を持ってスワリングをすることができます。次にワインを楽しむときは、ぜひスワリングを取り入れてみてくださいね。     スワリングを楽しみたいあなたにおすすめのワインはこちら!    

秋のワインといえばこれ!「ボジョレー・ヌーヴォー」を徹底解説!

もはや秋の風物詩となっているボジョレー・ヌーヴォー。ワイン好きな皆さんの中には、ボジョレー・ヌーヴォーの解禁パーティーを予定されている方もいるのではないでしょうか? この記事ではボジョレー・ヌーヴォーについて詳しく解説しています。ボジョレー・ヌーヴォーにご興味をお持ちの方はぜひ参考にしてみてくださいね。   ■「ボジョレー・ヌーヴォー」とは まずはボジョレー・ヌーヴォーの基本的な知識をおさえておきましょう。 ボジョレー・ヌーヴォーとは、フランスの一大ワイン産地であるブルゴーニュ地方のボジョレー地区で、その年に収穫されたブドウを使って造られたワインのことです。  「ヌーヴォー」はフランス語で「新しい」を意味する言葉なので、ボジョレー・ヌーヴォーは「ボジョレー地区の新酒」というわけですね。またボジョレー・ヌーヴォーはその年のブドウの出来栄えを判断する材料のひとつにもなっています。 解禁日は毎年11月の第3木曜日と定められており、世界中のワイン愛好家がこの日を心待ちにしています。ボジョレー・ヌーヴォーの大半は赤ワインかロゼワインで「ガメイ」というブドウ品種から造られています。ただしごく少数ではありますが「シャルドネ」というブドウ品種から造られる白ワインも存在します。   ■ボジョレー・ヌーヴォーの特徴 ここからは「ガメイ」から造られるボジョレー・ヌーヴォーの特徴について解説していきましょう。まず見た目の特徴ですがボジョレー・ヌーヴォーは一般的に「ボルドーカラー」と呼ばれるような深みがかった赤色ではなく、少し紫がかった明るいルビーのような色をしています。 一般的に、若いワインには紫の色調が現れますが、新酒であるボジョレー・ヌーヴォーも例外ではなく、若いワイン特有の紫の色調が見られるというわけです。 次に香りですが、ボジョレー・ヌーヴォーにはストロベリーやラズベリーなどの赤い果実のような香りの中に、バナナのような香りを感じとれることが特徴です。  このバナナの香りはボジョレー・ヌーヴォーが「マセラシオン・カルボニック」という特殊な製法で造られていることに由来します。「マセラシオン・カルボニック」とは収穫されたブドウをプレス(破砕)せずに、そのまま密閉タンクに入れて発酵させる製法のこと。この製法により、フレッシュでフルーティーなワインに仕上げることができます。 味わいについては「マセラシオン・カルボニック」によるフレッシュさとフルーティーさに加え、渋みが少ないことが特徴です。ワイン初心者の方でも飲みやすい味わいといえるでしょう。   ■ボジョレー・ヌーヴォーの格付け ボジョレー地区には、フランスのワイン法で定められた格付けが存在し、すべてのボジョレー・ヌーヴォーは3段階の格付けに分類されています。 格付けの分類は上から順に「クリュ・ドゥ・ボジョレー」、「ボジョレー・ヴィラージュ」、「ボジョレー」。最上級である「クリュ・ドゥ・ボジョレー」はボジョレー地区の中でも特に優れたワインを生み出す10の畑で生産されるワインのことを指しています。 「ボジョレー・ヴィラージュ」はボジョレー地区で指定された38の村で生産されたワインのことを指し、ボジョレー地区内で生産されたワインの中で「クリュ・ドゥ・ボジョレー」と「ボジョレー・ヴィラージュ」に該当しないものが「ボジョレー」になります。 「ボジョレー」にも美味しいワインはたくさんありますが特別なシーンで飲んだり、贈り物にしたりするのであれば格付けも気にしてみるといいでしょう。   ■まとめ 知識を得ることでワインライフは一層楽しくなります。皆さんもぜひ家族や恋人、仲間たちと一緒に秋の風物詩「ボジョレー・ヌーヴォー」を楽しんでみてくださいね。     ボジョレー・ヌーヴォーを楽しみたいあなたにおすすめのワインはこちら!    

ルロワ 〜世界一の完璧主義者が造る、孤高のブルゴーニュ〜

■世界一多忙で、世界一完璧主義の女性醸造家 DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)の共同オーナーだったマダム・ラルー・ビーズ・ルロワ。ご高齢にもかかわらず若い造り手以上にバイタリティがある、世界一有名な女性醸造家です。ワインファンなら憧れずにはいられないルロワのワインを造るのが、このマダム・ルロワです。 以前からワイン醸造に興味があったマダム・ルロワは、1991年にDRC経営者の職を離れてご自分が運営するドメーヌ・ルロワとメゾン・ルロワに本腰を入れます。 DRCオーナーという重い鎧を脱いだマダムは、まるで羽が生えたかのように自由にワイン造りを行い、あっという間にDRCとトップ争いをするまでにしてしまったんです。 何世紀も守られてきたDRCに挑み、DRCに負けないワインを造ったたった1人の女性。それが、マダム・ルロワ。 彼女のワインの秘密は、徹底して質を追及する意思の強さと、天才的な試飲能力にありました。   ■数々のルロワ伝説 ルロワが残した数々の伝説を紐解くと、マダム・ルロワの意思の強さがわかります。 例えば、2004年には1級・特級ワインの全てを生産中止にしてワイン業界を驚かせました。 ブルゴーニュでは8月に雹が降って一部のぶどう畑が壊滅し、さらに夏の終わりに病害が広がるという悲劇に襲われた2004年。ルロワの畑にもほんのわずかではあるものの被害がありました。 徹底して選果を行うことで質の低いぶどうはいくらでも排除することができたはずですが、完成したワインに納得がいかなかったマダムは「これはルロワのワインではない」と言って、特級ワインは村名クラスに、1級ワインはなんとブルゴーニュ・ルージュに格下げしてしまったんです。 さらにそれから10年ほど前、1993年には、あのロバート・パーカーさんから100点満点を同時に3つも贈られるという偉業を達成しました。100点満点を1本でも贈られれば大騒ぎだというのに、同時に3本も獲得したんです。 この高評価にマダムは「自然が産んだ偶然の産物」と言っていますが、年によってはリリースを断念するほど徹底した姿勢を貫くマダムだからこそ手に入れることが出来た「産物」ですよね。   ■ブルゴーニュ随一の試飲能力の持ち主 マダム・ルロワが完璧主義者であることはパーカーさんを始め、多くの評論家が口を揃えるところですが、ルロワのワインを完成させるもう1つの武器は、マダムの人並みはずれた試飲能力です。 ワイナリーを遊び場にして育ち、見よう見まねでテイスティングを覚え、物心ついたころには、大人を驚かす試飲能力があったマダム。ルロワ家にはご長男がいたにもかかわらず、次女であるマダムが跡継ぎになっているのもこの能力のおかげでした。 マダムが持つ天才的な能力を1番に認めていたお父様が、男性社会だったブルゴーニュワイン界で才能を発揮させられるようにと支えてくれました。 お父様の支えがあってマダムの能力は見事に開花し、ブルゴーニュ中から最高品質の果実やワインを厳選して買い付けられるまでになりました。そうして造られるのが、ルロワのワインなんです。   ■自然に向き合う真摯な態度 以前、マダムにお会いする機会がありましたが、1933年生まれというご高齢にもかかわらずとてもバイタリティがあり、何よりもワインへの深い愛情と、自然に対する尊敬の念が強く伝わってきました。 マダムへのインタビュー記事には必ず「自然を大切にする」という内容が書かれますが、その日も変わらず仰っていたのが「私の役目は自然にあるものを育てること」。 ルロワのワインは、・品質のためには一歩も譲らない完璧主義者・天才的な試飲能力・ワインと自然への深い愛情 これら、他の誰にも真似できないものによって完成しているんだと改めて感じさせられました。 ルロワを飲めば誰もがマダムに感服せずにはいられません。山奥を流れる清流のように澄んだルロワの味わいは、一生忘れることが出来なくなりますよ。    ※ルロワのワインにつきましてルロワのワインはコルク上部にカビがついていることが多くありますが品質に問題ありません。抜栓時にタオル等でキレイに拭き取って下さい。カビはワインの熟成に重要な湿度がしっかりとある環境で保管された証しです。コルク上部のカビによる返品交換は承りかねますので予めご了承下さい。

ル・デュモン 〜ブルゴーニュの神様も認めた日本人醸造家〜

■日本職人らしい実直な姿勢 ジュヴレ・シャンベルタンに拠点を置くル・デュモンのオーナー仲田晃司さんは、ワインの高品質化だけを考え、ストイックで厳格な姿勢でワイン造りを行っています。 先日、来日された際にお話をうかがったところ、1日のスケジュールは朝8時半から深夜までビッシリ。「醸造所を出るのは毎日深夜0時を回るために子供と過ごす時間がない」と嘆いていらっしゃいました。場所こそジュヴレ・シャンベルタンですが、日本の働くお父さんと同じですね(笑)。 仲田さんはこの姿勢を、ワイナリーを立ち上げた当時から貫いている方です。設立当時はまわりの栽培家たちからも「日本人の仕事は真面目すぎる」と笑われたり、ただ「日本人が造ったブルゴーニュ」という珍しさだけで注目されていました。 ところがある日、突然ル・デュモンが世界中に知られる大事件が起きたんです。   ■ブルゴーニュの神様との出会い 念願だったジュヴレ・シャンベルタンに醸造所をかまえた日、仲田さんは醸造家仲間やジュヴレの村長などを招いてホームパーティを開きました。その時にスペシャルゲストとして来ていたのが、「ブルゴーニュの神様」アンリ・ジャイエさん。 ジャイエさんといえば若手醸造家には愛を持って厳しく接し、滅多にワインを褒めないことでも有名な方なんです。 ところが、神様はその場にあった仲田さんのクレマン・ド・ブルゴーニュを大絶賛。こんな大事件は前代未聞です! まさかブルゴーニュの神様が、日本からやってきた醸造家が造ったワインを褒めるなんて……。 その場にいた醸造家仲間もみんな驚きましたが、誰よりも驚いていたのは仲田さんご本人。あまりにもビックリして、大事なジュヴレ・シャンベルタン村の村長にご挨拶するのを忘れたそうです(笑)。 そのニュースはあっという間にブルゴーニュ中に広がりました。一躍、仲田さんは時の人となり、それまでは「日本人が造ったブルゴーニュ」としか見られなかったル・デュモンが「神様が認めたブルゴーニュ」になったというわけです。   ■ワインに必要な「天地人」 ル・デュモンといえばもうひとつ、1度見たら忘れられない斬新なラベルも有名です。ワイン名の背景に漢字で大きく「天地人」の3文字が書かれています。 ワイン造りに必要なものは土壌だけと思われがちですが、仲田さんはこの「天地人」をワイン造りに必要なものと考えているんですね。 「天」の恵みによって育てられるぶどう、「地」がもたらす土地特有の味わい、そこに「人」、仲田さんのきめ細かな仕事が加わって完成するのがル・デュモンのワイン。 実はラベルをよく見ると「人」の字だけが大きく書かれているんです。これは仲田さんの希望で大きく造ってあるもの。 「天候も土壌も自分ではどうにも出来ないけれど、人だけは違う。人は努力することでワインをもっと美味しくできるから」 そんな想いを込めて、「人」の字だけ大きく書いたそうです。 あえて漢字を使ったのも仲田さんのこだわりのひとつ。そもそもワインというのはラベルだけではどんな人がワインを造っているのかわかりにくいものですが、仲田さんは「日本人であること」と「自然に対する真摯な畏敬の念を持つ醸造家であること」という信念をラベルで表したんです。 日本人であることを誇りに思い、努力を怠ってはいけないという想いを込めて造られたル・デュモンのラベル。 今や真面目な日本人らしさで造った仲田さんのワインは世界レベルのものになりましたが、仲田さんは変わらずに謙虚な姿勢を貫いています。   ■「高級ワイン」ではなく「飲んで美味しいワイン」を造りたい 仲田さんが造ってみたいワインは、ジュヴレ最高峰のシャンベルタンでもマニアから人気が高い1級クロ・サン・ジャックでもなく、クロ・デ・シャピトルという1ヘクタールもない小さな畑のワイン。クロ・サン・ジャックのすぐ麓にある1級畑です。 「造りたいのは『高級ワイン』ではなくて『飲んで美味しいワイン』だから、みんなに飲んでもらえないような値段のワインは造らない」 こんなに評価が高くなり、世界中にその名前が知られるようになった今も、仲田さんは実直で謙虚です。 高級ワインではなく、あくまでも日本人の私たちが手を出せる価格帯のワイン造りにこだわる仲田さんのル・デュモン。 まだ飲んだことが無いという方はこの機会にぜひ仲田さんのワインに舌鼓を打ってください!